【出張編】勝田台の「中華ソバ 篤々(とくとく)」で生姜煮干しラーメンを食べた

ラーメン実食記録
生姜煮干しソバ

ども、雑用係Fです。

先日、ラーメン系の記事を徒然なるままに読んでいたら、ラーメン官僚さんが「ここまで隙がない1杯に出逢えるのも珍しい。」と評している記事を見かけまして。そんなラーメン屋さんが八千代市の勝田台にあるということで、早速、お邪魔してきました。

お店の名前は「中華ソバ 篤々」。一瞬、お店の名前が読めなかったんですが、「とくとく」と読むそうです。京成と東葉高速の勝田台駅の南口を出て、京成の線路沿いに2,3分も歩けば、お店に到着すると思います。

お店の外観はこんな感じです。

暖簾をくぐると、4人掛けテーブルが1つと、あとはカウンター数席のどちらかというと小さなお店でした。お店の入り口の左側に券売機があって、そこでチケットを購入します。お店のシステムを良く理解しないままだったので、券売機の前で焦りながら購入したのは「生姜煮干しソバ」と「ニボだしごはん」のチケット。チケットを買ってから気がついたのですが、券売機の隣に小さな黒板があって。限定の「裏ニボ」ラーメンを紹介していました。うーむ、慌てなければ試してみたのに…。なお、煮干し好きな方だけご注文くださいとのこと。

店主と思しき方にチケットを渡して、そっと席に座って生姜煮干しソバの完成を待ちます。カウンターにはメニューの紹介が。ニボだしごはんってどんなものかも確認せずにチケットを買ってしまいましたが、煮干しだしで炊いたご飯とのこと。

あと、特徴的なのは「中華ソバ 篤々」では、ラーメン屋さんの定番の大盛りが用意されてないとのこと。お腹がすいてる人は、ラーメン官僚さんが必食だと紹介していた「和え玉」をオーダーするといいようです。「和え玉」というのは、味付き替え玉と紹介されているように、替え玉にタレと多少のトッピングを加えたもののようです。そのまま食べて見るもよし、つけ麺風にしてもいいし、シンプルに替え玉にしちゃうもよしということで、多様な楽しみ方ができそうです。味変アイテムとして、ゆず酢が用意されているようですね。…今度、来た時は和え玉を頼もう。うん。私が伺った時も「和え玉」をオーダーしている方の割合が高かったような気がします。和え玉は1玉での提供なので、半玉の「女子盛り」も用意されているようです。

ニボだしごはんも、期待できそうですね。ラーメンをスープまで楽しもうと思うと、やはり、最後はスープとごはんの合わせ技…ではあるんですが、なんとなく気がひけてしまうところもあり、お店公認の食べ方ってのはありがたいような気がします。

ラーメン屋さんの調味料の定番といえば、コショウだと思うんですが、「中華ソバ 篤々」ではコショウの代わりに、山椒が用意されていました。あとは「和え玉」向けの味変アイテムの柚子酢。調味料はシンプルな構成です。

生姜煮干しソバの到着に先立って提供されたのが、ニボだしご飯。うっすらと色が付いていますが、具は入っていないご飯です。添えられていたのはカラフルなあられとわさびということで、お茶漬け風の食べ方をやってよしということでしょう(笑)

ニボだしご飯の到着からほどなくして、「生姜煮干しソバ」が到着。乾物だけでとったと紹介されていたダシは、コクがあるのにあっさりしていて、それでいて煮干しがうるさくない程度に存在感を示していました。お店によっては、気温が上がったりするとスープの温度を低めにすることもあるようですが、「中華ソバ 篤々」のスープは熱々。これならお茶漬け風まで持ち込んでも温度が保たれていそうです。

麺は細めのストレート麺。するすると心地よい食感でした。低温調理されたチャーシューもしばらくスープに浸しておいて、肉に温度が伝わったタイミングでいただいたんですが、とってもジューシーでした。

そして、お待ちかねのお茶漬け風。煮干しスープに煮干しだしで炊いたご飯を浸しているので、お互いにケンカすることはありえませんね。あぁ、煮干し、旨いなぁとしみじみ思いました。レンゲにご飯をのせて、そこにわさびをちょっと乗せてアクセントを加えながら食べ進めていたら、あっという間に完食してしまいました。

勝田台まで出張する価値のある、実に満足度の高いひとときでした。ごちそうさまでした。今度は、「和え玉」を試しに伺いたいと思います。

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雑用係F

西船橋の雑居ビルにある会社に勤務しながら、夜な夜なラーメンを食べ歩く。仕事で疲れて帰宅途中に、あっさり系のラーメンを食べに行ったはずが、気がついたらラーメン二郎という食べ物を食べていたという不思議な体験をしたことがある。