ども。雑用係Fです。
先日、まいぷれ船橋の「船橋・習志野ラーメン倶楽部」に記事を掲載させていただいている、東中山の「とものもと」さんにおじゃましてつけ麺を食べてきましたので、そのレポートです。
記事にも書いてあるとおり、「とものもと」の最寄り駅は京成線の東中山駅です。一応、快速停車駅ではありますが、東中山駅の改札を抜けてみると、駅前にはコンビニが1軒あるくらいで、どちらかというと普通電車しか止まらない駅のような雰囲気を醸し出しています。
東中山駅を後にして住宅街の中を歩いて行くと、ちょうど郵便局の裏くらいの場所にお店がありました。とてもラーメン屋さんがあるような気がしないところに暖簾がかかったお店がありました。ぱっと見た感じの印象ではありますが、小料理屋さんとか焼き鳥屋さんといった小規模な居酒屋さんを彷彿とさせる店構えですね。
昼時にお邪魔してみると、店内の7席くらいのカウンターにはお客さんが並んでいて、店内の奥にある順番待ち用の椅子にもお客さんが座っていました。
まずは券売機でチケットを購入します。船橋・ラーメン倶楽部の記事では「特製醤油ラーメン」をご紹介していましたので、今回はつけ麺にしてみました。加えて、ラーメンのお供に「チャーシューごはん」を選んでみました。
待合席でカウンターの席が空くのをしばらく待つことしばし、そして、カウンターの席に座ってチケットを渡して待つことしばし。
まず、到着したのが「チャーシューごはん」。鶏と豚のチャーシューを細かく切って炙ったチャーシューを乗せたミニサイズの丼ですね。炙ってあることで香ばしい香りが漂っていて食欲をそそられました。
チャーシューごはんにも、豚肉と鶏肉の2種類のチャーシューが使われているんですね。しっとりしていて、しっかり味が染みこんでる鶏ムネ肉はどうやって作ってるんだろう…。
と思ってたら、同行していた同僚が頼んだラーメンが到着したので写真を撮らせてもらいました。えーと、「特製塩ラーメン」だったはず。
ラーメンから遅れること少々、つけめんが提供されました!
いやー、なかなか興味深いビジュアルですよね。スープの方は醤油によるものとおぼしき色がついてはいるものの、濁りのない澄んだスープです。そして、三つ葉が浮いているだけのシンプルな状態。
少し飲んでみると、昆布だしのような、鰹だしのような…色んな旨みが凝縮し、混然一体となっていて、何だかよく分からないけど旨い…って状態でした。
麺は何やら粘性のある、とろっとした液体に浸っていました。少し飲んでみたら、昆布の味がしました。私の想像に過ぎませんが、昆布をしばらく水に浸けておいたものじゃないでしょうか。まさに、昆布だしですね。
トッピングは鶏ムネ肉チャーシュー、低温調理された豚肉チャーシューに味玉。あと、何やら薄くスライスされた白いものが乗っていました。何だか分からないままに食べてみると鶏肉の味がしました…ただ、何なのか分からずに「とものもと」でつけめんを食べた方のブログを探してみると「鶏節」と書かれていました。鶏ムネ肉を鰹節と同じ製法で調理するとできるものだそうです。…昆布だしに鶏節が浸ると…ダブルスープになるわけですね。提供されて完食するまでに待機している麺は、結果的にスープに浸った状態になっていると…他のお店だとザルの上で水分を失っていく状態になったりすることもあるわけですが、「とものもと」のこだわりは一味違いますね。
麺をスープに泳がして食べてみましたが、予想通りのあっさり系でありながらも、しっかりとダシが感じられる状態で、昆布の成分がまとわりついている麺の食感が心地よかったですね。スルスルと食べ進められる軽さは、このスープにあるような気がしましたね。
つけめんを提供するお店の中には、スープの温度が下がっていって、豚などの脂の融点に近づいたときのことを気にしていないお店があって、こってり系つけめんの後半には脂が固まり始めてツラかったりすることもあるんですが、動物系の脂をほとんど感じない、このスープは冷めても状態が大きく変わらず美味しくいただけました。
麺を食べきった後、麺のどんぶりに残っていた液体(昆布と鶏肉の合わせだし…?)を使って割スープを楽しんで帰宅しました。
雑用係F
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